寒がりなイメージの猫ちゃんですが、本当に寒がりなのでしょうか？

かわいい猫ちゃんに快適に冬を過ごしてもらうため、猫の習性をまとめました。

猫のルーツ

猫の起源は、砂漠やサバンナで暮らしているリビアヤマネコとされています。

そのため、暑さには強いけれど寒がりと言われています。

猫の種類で耐寒が違う？

祖先が砂漠で生活していた猫は一般的に寒がりですが、ダブルコートでロングヘアの猫はある程度の寒さに対応できます。しかしベンガルやシャムなどの原種に近い猫、スフィンクスのようなほとんど毛のない猫は寒さへの耐寒が弱いのでしっかり寒さ対策をしましょう。

寒い時のサイン

では猫ちゃんが寒い時の「サイン」をご紹介します。

・ずっとカラダをまるめている

・毛布やひざ掛けの中からでてこない

・怒っているわけではないのに毛をたててカラダをふくらませている

・人にぴったり寄り添っている

・暖かい場所を探して寄っていく

・窓や扉など寒い場所にはよりつかない

・あまり水を飲まない

猫ちゃんから寄り添ってくれるのはとってもかわいくて嬉しいですが、本当は寒いからなのかもしれません。しっかり寒さ対策をしてあげましょう！

では寒がりな猫ちゃんの寒さ対策とは？

お家の床はフローリングという方が多いのではないかと思います。

フローリングの床はスタイリッシュですが、冬は床暖房がないと床が冷たいですよね。

フローリングでホットカーペットなどを使用する場合注意が必要なのはご存知ですか？

フローリングが無垢の床など「天然木」を使っている場合はホットカーペットやこたつは床を傷めてしまう可能性があります。

木は、天然の素材なので熱や水分の変化でひび割れしたり、反ったりします。

複合フローリングでも天然木を使用している場合は同じです。

天然木フローリングの場合、ホットカーペットやこたつの使用はおすすめできません。

ファンヒーター等も、断熱性の高いラグなどで床材に熱が伝わらないように注意が必要です。

ではホットカーペットやこたつが使えない場合、猫ちゃんのための寒さ対策はどうしたらよいのでしょうか？

フローリング材に熱が伝わらないアイディアをご紹介します。

猫の寒さ対策アイディアDIY

今回は、猫ちゃんがぬくぬく快適に過ごすことのできる「ホットカーペット台」をつくりました！

こちらなら、天然木の床を傷める心配ありません。

猫ちゃんも自分専用の場所ができて、満足するに違いありません。

材料

ペット用ホットカーペット（60㎝ x 60㎝を使用）

　（特長）

　高温と低温の切替付き

　コード丈夫にできている、かまれて壊れても交換できる

　カバーの丸洗いができる

板

　ホットカーペットより一回り大きい板

　今回は2枚をあわせて大きな板にするため板を固定する木材も用意

脚

　猫ちゃんのお好みの高さにしましょう。

　今回はルンバが通れるように15㎝にしました。

「ホットカーペット台」の作り方

２枚の板を貼り合わせて天板をつくります。

裏から見るとこんな感じです。

３本の木材で固定しています。

我が家の愛猫も興味しんしんで見にきました！

天板ができました。

脚をとりつければ完成！

ホットカーペットを設置します。

ホットカーペットを設置したら・・・

我が家の愛猫がやってきました。

大変満足していただいているようです。

もう動きません・・・

いかがでしょうか？

猫ちゃんの快適スペースを簡単にDIYできちゃいます。

こちらなら、夏はホットカーペットを外して涼しい場所におけば夏も快適です。

脚を折り畳み式にすれば、使わないときはしまっておくこともできます。

お部屋のインテリアに合わせて、ペイントしたりするのも楽しいですね。

快適な温度

猫の平熱は38～39℃くらいなので人間より少し高めです。

快適な温度は18～26℃と言われています。

寒暖の差に注意！

人間がいる時は、暖房をつけていても外出時や寝る時は暖房をOFFにしますよね。

その寒暖の差が10℃以上になると体調を崩しやすくなるので注意しましょう。

日向ぼっこが好き

猫は日向が大好きです。

日向にベッドなどを置いて日向ぼっこができるようにしましょう。

同じ部屋でも時間によって、日の当たる場所が異なるので午前と午後の日の当たる位置にベッドを置いてあげましょう。

窓など外に面しているところは、外気が伝わりやすく、また床は冷たいので、ベッドは窓から少し離し少し高い位置に置くのがおすすめです。

今回の「ホットカーペット台」の上にベッドを置くのも、簡単に移動ができるのでオススメです。

暖房器具はペット用を使う

人用の暖房器具は、猫にとっては暑すぎる場合があります。

低温やけどなどの危険があるので、ペット用のホットカーペットやこたつを使いましょう。

人間と違って、寒いから重ね着をしたり暖房をつけたりすることが猫はできません。

朝晩が冷え込み、これからもっと寒くなっていきますので、飼い主さんがしっかり猫ちゃんの寒さ対策をしてあげましょう。