ホームセンターでもよく見かけるけど、2×4(ツーバイフォー)
2×4ってなんのこと?
2×4は、2×4工法というアメリカ型の建築工法をいい、
2×
規格されてる木材なので、
合わせ
目次
2×4(ツーバイフォー)ってなに?
サイズが2インチ×4インチなので、ツーバイフォー(2×4)
1インチあたり約2.5㎝なので、2×
横10㎝(
実際は乾燥の工程上、厚さが1.5インチ、幅が3.
ハウスメーカーのコマーシャルなどでも
「ツーバイフォーの家」
日本では柱や梁で建物を支える工法がありましたが、
2×
2×4(ツーバイフォー)材のほかに、
2×6(
それらをまとめて2×(ツーバイ)
どれも2×4工法の中で使われる規格です。
2×材(ツーバイ材)の規格
2×2(ツーバイツー) 高さ38 ×幅38 (単位:mm)
2×3(ツーバイスリー) 高さ38×幅63
2×4(ツーバイフォー) 高さ38 ×幅89
2×6(ツーバイシックス) 高さ38×幅140
2×8(ツーバイエイト) 高さ38×幅184
2×10(ツーバイテン) 高さ38×幅235
ホームセンターなどにいくと様々な長さの2×4材があります。
長さは「ft(フィート)」という単位で表記されています。
・1フィート 約304.8mm
・3フィート 約914.4mm
・6フィート 約1828.8mm
・10フィート 約3048mm
・12フィート 約3657.6mm
この長さを参考に必要な2×4材を購入しましょう。
木材の加工コーナーでは、カットしたいサイズを伝えると、
2×4材の特徴
2×4材によく使われているのがSPF材です。
SPF材とは北米産の針葉樹からきりだされた木材のことをいいま
樹種としては、spruce スプルース(米唐檜)、pineパイン(松)、firファー(
それぞれの頭文字を撮ってSPF材と呼ばれています。
SPF材の魅力は、安価で材質が柔らかいため加工しやすく、
強度もあるため、DIY初心者の方や女性でも扱いやすいです。
ホームセンターで簡単に手に入ります。
ホームセンターで2×4材を買う時は、
個々の特徴を確認しましょう!!
2×4材を選ぶときのポイント
・反りや曲がりがない真っ直ぐなものを選ぶ
・大きな節や傷があるものは避ける
・湿っていない乾燥したものを選ぶ
・樹液が出ていないかを確認する
2×4材のメリット
安価
2×4材は、
価格は、SPF材だと6フィートでだいたい350円くらいで、
とてもお求めやすいです。
表面がなめらか
表面があらかじめ研磨されていますので、
角もあらかじめ取られています。
材質が柔らかく加工しやすい
材質がやわらかいため、カットや釘打ちも容易です。
強度もあります。
上から塗装もできるので、いろいろなDIYが楽しめますね!
ほかの2×材と組み合わせて使うこともできます。
2×4材のデメリット
水に弱い
2×
屋外で使いたい時は、
野外や水周りで使用したいという場合には、
反りや曲がりが少ない樹種のレッドシダーがおすすめです。
デザインに制約がある
規格サイズのため、デザイン的に制約されます。
SPF材の防腐・防虫対策
前述しました通り、2×
また、
室内用のアイテムを作る場合は腐食の心配がほとんどないですが、
野外で使用したい時は、しっかり防腐・防虫対策を施しましょう。
木材は、酸素・温度・水分・栄養という4つの条件が揃うと、
腐る原因の菌や虫が活動を始めてしまうといわれ、
環境によって腐食してしまう性質があります。
もともと、防虫防腐加工を施している2×4材があります。
みどり色の薬剤をACQ加圧注入と呼ばれる工法で加工したもので
薬剤をしみこませているのですが、
カットした断面には、自分で別途薬剤を塗布する必要があります。
断面には「防腐剤」や「木材保護塗料」を塗装しましょう。
防虫防腐木材も、効果が永久的ではありませんが、
定期的なメンテナンスとして塗るのをオススメします。
2×4についての基礎知識をご紹介しました。
ぜひ参考にしてホームセンターでの購入時などにお役立てください