有孔ボード（ペグボードやパンチングボード、穴あきボードともいいます）とは、

小さな穴が均等に規則正しくたくさん開いている薄い板のことをいいます。

もともとは、吸音のために使用される資材でしたが、

その機能性やデザイン性によって、インテリアやDIYに使われるようになりました。

取扱いが簡単であるためDIYでとても人気があり、

色も白、黒、ベージュ、ブラウンなどインテリアに合わせて選ぶことができます。

また、有孔ボードは１種類だけではなく、素材や板や穴のサイズ、穴の間隔など異なるものが

たくさん用意がありますので、作りたいものや、使う場所のサイズに合わせた有孔ボードを選びましょう。

なぜ有孔ボードが人気があるのでしょうか？

・均等に穴が開いていて、アレンジしやすい

有孔ボードは均等に、穴が並んでいます。

この穴を活用することで、お手軽に収納などが作れるんです。

有孔ボードの穴に差し込むだけで使えるフックやラックも種類多くあるので、アレンジも楽々です。

有孔ボードは壁にビスでピッタリ取り付けて使うものではありません。

なぜなら、隙間なく壁にぴったり付けてしまうとせっかくの穴にフックが入らなくなってしまうからです。

取り付けるときは後ろに少し隙間を確保する必要があります。

・すぐ買える

わざわざホームセンターにいかなくても、小さなものだったら100均でも手に入ります。

初めて有孔ボードでDIYやリメイクをするときは、

100均の小さなものから初めてみるのもよいですよね。

慣れてきて、大物を制作するときは、ホームセンターやネット通販では

多種多様な有孔ボードがありますので用途に合わせて選びましょう！

・扱いやすく、加工しやすいものが多い

いろいろな素材がある有孔ボードですが、

一般的な有孔ボードはMDFという丈夫なのに軽いという素材のものです。

MDFとは、ミディアム・デンシティ・ファイバーボード（Medium density fiberboard）の略で、

木材チップを原料として蒸煮・解繊したものに合成樹脂を加えて成形したものをいいます。

カット、加工もできて、自分好みに色も塗れる非常に使い勝手のいい商品なんです。

・色が豊富　　人気はホワイト、ブラック、木目調

ホワイト

スッキリしていて清潔感がありますので、キッチン周りにオススメです。

キッチンツールや、フライパンなどをフックにかけて収納でき、実用性も高いです。

火気の近くには設置しないようにしましょう。

ブラック

ガレージ的な雰囲気、男性が好まれそうです。

ステンレスや、材木と相性が良さそうなカッコいいインテリアのお部屋にオススメです。

木目調

木目調は、色によって雰囲気がガラッと変わります。

ダークなものはビンテージな雰囲気、明るい木目調はナチュラルなイメージに仕上がり、

とてもおしゃれです。

有孔ボードは賃貸でも安心

賃貸のお部屋は退去の際、入居した時と同じ状態にして返却しないといけません。

その為、壁に穴を開けたり傷をつけることができません。

もしついていた場合は費用を支払う必要があります。

有孔ボードの取り付け方はいろいろとありますが、

壁に穴や傷をつけないようにすることも可能ですので、

賃貸であっても、有孔ボードを使った収納DIYが可能です。

有孔ボードを壁に取り付けたい時に便利なのが、

ディアウォールというアイテムです。

ディアウォールは２×４材という木材につけて使います。

有孔ボードを２×４材に取り付けて

天井と床の間に突っ張らせて柱を作ることができるものです。

お部屋の壁や天井は傷付けず、このディアウォールで作った柱に釘を打って

有孔ボードを取り付けるので、賃貸のお部屋にオススメなのです。

有孔ボードには大きく分けて2種類の規格があります。

・穴ピッチ25mm 穴の大きさ5mm

・穴ピッチ30mm 穴の大きさ8mm

☆穴ピッチ25ｍｍ、穴サイズ5ｍｍ

こちらはアメリカ規格です。

ピッチは細かいけど穴が小さいのでスッキリしたイメージに仕上がります。

本場の規格なだけに、フックのバリエーションが豊富です。

☆穴ピッチ30ｍｍ、穴サイズ8ｍｍ

こちらは日本規格です。

アメリカ規格と比べるとすこし大ぶりです。

どちらもホームセンターで売っています。好みで選びましょう。

オススメは穴ピッチ25mmで穴の大きさ5mmのものです。

こちらのほうが、後々使うフックのバリエーションが豊富ですよ！

有孔ボードDIYは初心者でも簡単にできます。

是非トライしてみてください！！