化学的な虫よけスプレーや殺虫剤を使うのは環境に負荷がかかるため、自然派の方々にはハーブを使った虫よけがおすすめです。
ハーブには虫を寄せ付けない効果があり、その香りはリラックス効果もあるため虫対策にもってこいです。
本記事では、ハーブの虫よけ効果や、虫よけサシェの作り方をご紹介します。
自然な虫よけ方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
虫よけ効果のあるハーブ
虫よけ効果のあるハーブには、以下のようなものがあります。
ローズマリー
シロアリやハエ、ハエカガなどを寄せ付けない効果があります。
また、その強い香りは、ダニや蚊などの虫を追い払う効果もあります。
ローズマリーは料理やお茶、化粧品など用途も多く、栽培も簡単なのでおすすめです。
ラベンダー
蚊や蛾などの虫を寄せ付けない効果があります。
リラックス効果もあるため、入眠前に枕元に置いて使用することもできます。
ペパーミント
蚊やアリ、ダニなどを寄せ付けない効果があります。
ミントの仲間であるハッカも虫よけ効果があります。
スッキリとした香りは、脳を刺激して集中力を高める効果もあります。
ゼラニウム
蚊やハエ、アブなどの虫を寄せ付けない効果があります。
特に、レモンゼラニウムはその香りが強く、蚊などの虫を遠ざける効果が高いとされています。香りも良く花もキレイなのでガーデニングでも人気があります。
レモングラス
蚊やゴキブリ、ダニなどの虫を寄せ付けない効果があります。
その爽やかなレモンの香りは、リラックス効果もあります。
原産国のインドでは蚊帳に編み込まれてるなど古くから蚊除けとして使われています。
タイム
蚊、ハエ、ナメクジ、ゴキブリを寄せ付けない効果があります。
料理にも使うことができ、育てやすいので料理好きな方にもおすすめです。
これらの虫よけハーブをサシェにして使用することで、自然な香りで害虫を寄せ付けない効果が得られます。
自然派におすすめ!ハーブで作る環境にやさしい虫よけ方法
ハーブサシェの作り方
材料
ハーブ(虫よけ効果があるもの、例:ローズマリー、ラベンダー、ミントなど)
タッセル、リボン、紐などの飾り用具
ファブリック(綿など通気性のあるもの)
作り方
ハーブを用意します。虫よけ効果があるものを選び乾燥させます。
ファブリックを用意し、サシェの大きさに合わせて切ります。大きさは、約10cm × 10cm程度が目安です。
ファブリックの真ん中に、ハーブを適量置きます。約2/3ほどになるように量を調節してください。
ファブリックの四隅を持ち上げ、上部でしっかり結びます。
タッセルやリボン、紐などを付ける場合は、サシェの上部に巻き付けて結びます。
サシェの表面に軽く揉み、ハーブの香りを引き出します。
サシェではなく、豆皿などにそのままハーブをのせても素敵です。
乾燥させているので腐る心配はありません。
複数のサシェを作成し、玄関、クローゼットや衣類タンス、ベッド周りなどに置いておくと、虫よけ効果を発揮します。
香りがなくなったら、中身を交換しましょう。
まとめ
「ハーブで作る環境にやさしい虫よけ方法」はいかがでしたでしょうか?
市販されている虫よけ製品には、化学薬品が含まれているものが多く、長時間使うと身体に負担がかかる場合もあります。
ハーブは自然界で育つ植物であり、化学薬品を使用しないため、身体にも環境にもやさしい虫よけ方法と言えます。
そしてハーブには、それぞれに独特な香りがあります。
自分の好きな香りを選べば自然な香りが心地よく癒し効果も感じられます。
ハーブは自宅で簡単に育てることができるので、たのしみながら虫よけができるのでおすすめです。
これから虫が増えてくる季節、身体にも環境にやさしい虫よけを作ってみてはいかがでしょうか。