お庭を素敵に彩るレンガ
「おしゃれな庭にしたい」
「本格的なガーデニングDIYにチャレンジしたい」
でも難しそう・・・と思っていませんか?
一見、初心者には難しそうに見えるレンガの庭づくり、しかし、コツさえつかめば、意外と難しくありません。
初心者でもチャレンジできるレンガの敷き方のコツや手順をご紹介します。
レンガは、基本的にどのような場所にでも敷くことができます。
例えばお庭の花壇や玄関のアプローチ、また慣れれば、面積の広い駐車場などにも敷くこともできるようになるでしょう!
ぜひ、ステキなお庭をレンガで作ってみてください!!
目次
まずはデザインを考えましょう
レンガの敷き方のパターンは多種ありますが、代表的なものをご紹介します。
◆ランニングボンド◆
一番ポピュラーなパターンと言えるでしょう。
ランニングボンドは1/2サイズのレンガを用意しておけばレンガをカットしなくてもなんとかなります。
特に初心者におススメと言えます!
◆ヘリンボーン◆
ヘリンボーンはなんといっても丈夫です。
よく公園などで使われているパターンです。
ただ、こちらは工法がむずかしく初心者にはあまり向いていないでしょう。
◆バスケットウェーブ◆
バスケットウェーブのメリットは、敷きやすさにあります。
2個のレンガを組み合わせていくだけなので、初心者でも簡単に敷くことができます。
バスケットウェーブのデメリットは、カーブに弱いところです。
お好みのデザインを選んでみましょう!
レンガ作りに必要な道具を揃えましょう
まずはレンガで庭造りDIYをするために必要な道具を揃えましょう。
・レンガ
・路盤材
・下地にする砂
・防草シート
・珪砂
・スコップ
・角材
・ゴムハンマー
・水平器/水糸(水平に測る道具)
・ほうき
水平器はあると便利です。
そんなにお高いものでもないので、本格的にDIYを楽しみたい方にはぜひ用意していただきたい道具です。
レンガの敷き方
初心者の方は下地に砂を使うのをおススメします。
レンガ初心者の方にはやり直しがきくので、初めてでも安心してチャレンジできますよ!
下地にセメントを使う方法もあります。
駐車場など重いものが乗る場所はレンガがしずまないようにセメントを使いますが、初めてレンガを扱う方にはやり直しがきかずリスクがあると思いますので、砂をおススメします。
◆ レンガを敷く場所を掘る◆
まずはレンガを敷く場所を掘り下げていきます。
(掘る深さは、路盤材(3-5cm)、川砂(2-3cm)、レンガの高さの合計)
地面より少しレンガが高くなるぐらいの深さにしましょう。
水平になっているかをこまめに確認しましょう。
水平器があると便利です。板など平らなものの上で測ります。
◆レンガの下地を敷く◆
レンガを敷くための路盤材を敷きます。
均一にならして、足で踏み固めます。
さらに、コンクリートブロックや角材でしっかり圧をかけます。
再度しっかり水平になっているか確認をします。
最後に、川砂を投入しならします。
◆防草シートを敷く◆
セメントやモルタルで固めない場合、防草シートを敷きます。その上から砂を2cmほど敷き詰めたら軽く水を撒いてください。隙間を埋める役割です。
防草シートを敷くと草が生えにくくなります。
◆レンガを敷く◆
レンガ同士は5mmくらい隙間を空けて決めたデザインに設置してください。
レンガを並べていくときも、水平器でこまめに水平をとりながら進めます。
並べ始めはレンガのふちを角材やブロックで固定するとずれることなくキレイに仕上がります。
大きいレンガを使うと、コーナーは敷くのが難しいので、小さくて扱いやすい「半ブロック」を用意しておくか、レンガタガネなどでレンガを割る必要があります。
レンガタガネの使用法は、レンガにえんぴつで目印をつけてから、割る部分の4辺にキズをつけ、ある程度キズがついたら少し強く打って割ります。
慣れるとレンガをキレイに半分に割ることは可能です。
◆ゴムハンマーでレンガを叩く◆
レンガが敷き終わったら、ゴムハンマーでレンガの頭が水平になるよう調整します。
ゴムハンマーで平らにならしたら、レンガ同士の隙間に珪砂をつめてください。
◆水を撒く◆
目地に隙間なくいれてほうきで珪砂をきれいにはいて、水を撒きます。
これは表面の珪砂を流すだけでなく、表面から浸透した水が砂と路盤材をかませ、また目地が締まりレンガが安定するようにするためです。
水圧をかけず、目地の砂が流れ出ないように気を付けてください。
散水ホースのノズルはシャワーか霧を使用しましょう。
まとめ
レンガを敷くときに一番気を付けるのべきなのが、「下地となる地面をきっちりと水平にならすこと」「レンガを水平に敷くこと」です。
この作業をしっかりと行っておくと、レンガ敷きが傷みにくく、長持ちします。
レンガは経年でレトロな味わいが出てくるのが魅力です。
デザインで雰囲気もガラッと変わりますので、ぜひいろいろチャレンジしてみてください!!