「アウトドアリビング」とは、庭やバルコニーなどの屋外をリビングルームのように室内化して生活の場として利用することです。

１階のリビングなら庭やウッドデッキ、マンションであればベランダにテーブルやイスを設置して室内と屋外を一体化させてリビングルームとして活用します。

庭やウッドデッキ、ベランダを独立したスペースではなく、室内リビングの一部として活用しようというのが「アウトドアリビング」なのです。

【アウトドアリビングのメリット】

・開放的なリラックス空間になる

やはり外の空気は気持ちが良いですよね。

しかも家の敷地内なので安心感もあります。

寝転んで本を読んでいても人目が気になりません。

・ベランダでアウトドア気分を味わえる

キャンプやバーベキューなどのアウトドアに興味があっても、荷物を準備するのが大変ですよね。

でもアウトドアリビングは家なので、荷物の準備や移動もなく気軽にアウトドア気分が楽しめます。

ハンモックやテントを設置すれば、まるでキャンプを体験しているみたいです。

・気軽に気分転換！旅行気分も味わえる！

外食や旅行は気分転換にもなりますが、費用がかかります。

アウトドアリビングがあれば気軽に気分転換もできるので、お家にいても退屈せず食事や休日を満喫できます。

おしゃれな照明をつければ、雰囲気もかわります。

お金をかけずに気分転換できるのがアウトドアリビングのメリットです。

では、ベランダをアウトドアリビングにDIYしましょう！

【床材にこだわる】

ほとんどのベランダはコンクリートでできています。

コンクリートは無機質なのでリラックスした雰囲気には合いません。

ベランダの床を変えるだけでも、リラックスした空間を演出することができます。

簡単に敷くことができるデッキパネルがおすすめ

・天然木デッキパネル

デッキパネルは、床にパネルをはめ込むだけで簡単です。

天然木ならではのナチュラルな空間を演出できます。

天然木は、定期的なメンテナンスが必要です。

出典：Amazon

・人工木デッキパネル

耐久性が良く、メンテナンスもいらないのが特徴

デザイン、カラーも豊富です

出典：Amazon

・磁器タイルデッキパネル

耐久性が良く、お手入れがしやすく、見た目がスタイリッシュです。

高級感がありスタイリッシュな磁器タイルは室内のインテリアとも合わせやすく、リビングと一体感がでやすいです

出典：Amazon

・人工芝シート

自然を感じられて手軽にできるので人気です。

 出典：Amazon

【グリーンの効果】

アウトドアリビングにはグリーンの存在が不可欠です。

グリーンがひとつふたつあるだけでも、自然を感じるリラックス感のあるアウトドアリビングになります。

背の高いグリーンなら目隠しにもなります。

【インテリア】

テーブルとチェアを置いてカフェ気分を楽しむことができます。

アウトドアグ用品のチェアやテーブルならコンパクトで機能的なので、あまりスペースがないベランダにもおすすめです。

ハンモックを置けばさらにアウトドア気分が高まります。

・メンテナンス

屋外なので直射日光や雨は避けられません。

室内とは違い、汚れやすいのでこまめに掃除が必要です。

汚れを放置しておくと、耐久性にも影響します。

特に天然の木材を使用している場合は定期的にお掃除と塗装が必要です

メンテナンスを考慮して素材を選びましょう。

・トラブルにならないために

特に集合住宅の場合は隔て板の前には物を置いて避難経路を塞がない、避難ハッチは塞がない、排水経路はしっかりあるかなど注意が必要です。

隔て板は非常時の避難を確保するためのものです。その前に家具やグリーンを置いて避難経路を塞がないようにしましましょう。

また避難ハッチがある場合、塞ぐことは消防法で禁止されています。

避難ハッチの上にデッキパネルを設置してはいけません。

意外と盲点なのが排水経路です。

排水経路を確保せずに、デッキパネルを敷いたり家具を置いてしまうと排水口がつまり、デッキパネルも劣化します。

また隣接する住民のベランダに水が溜り迷惑をかけるかもしれません。排水口に詰まるゴミはこまめに撤去し、必ず排水経路を確認しましょう。

・虫対策

やはり屋外なので虫対策は必須です。

床材が腐食すると、虫の温床になります。

夏なら蚊やハエなどが寄り付きやすい場所なので、きちんと虫対策をしてアウトドアリビングを楽しみましょう。

・音対策

野外ですので、音は丸聞こえです。

大声での会話、大音量で音楽を流すのはご近所迷惑ですので配慮が必要です。

いかがでしょうか？

屋外の空間を有効活用して、季節を感じる豊かなお家時間をすごすことができます。

ベランダを室内化してリビングをサポートするアウトドアリビング楽しんでみるのはいかがでしょう。