「壁」はお部屋の中でも広い面積をしめているだけに、お部屋の雰囲気を決める重要なポイントです。
自分の理想のお部屋にしたいと思いませんか?
壁紙を張り替えるだけで、お部屋の雰囲気を変えることができます。
「賃貸は原状回復できないからムリ」・・・とあきらめていませんか?
簡単に原状回復できる壁紙「フリース壁紙」
デザインも豊富なので、アクセントウォールにもピッタリ!
フリース壁紙で理想のお部屋にDIYしちゃいましょう!
目次
フリース壁紙とは
日本の住宅の壁紙のほとんどは「ビニールクロス」です。
ビニールクロスは、でんぷんのりを使用しています。
しかし、でんぷんのりは強力なため既存の壁紙の上に貼った場合、剥がすときに元の壁紙も一緒に剥がれる可能性があるので、原状回復が難しい素材です。
原状回復が必要な賃貸物件におすすめ素材は「フリース壁紙」です。
フリース壁紙とは
フリース壁紙は、パルプとポリエステルなどの化学繊維を織らずに絡ませて作った破れにくい丈夫な素材です。
不織布壁紙とも言います。
ビニールクロスは原状回復が難しいだけでなく
水に濡れると伸びやすく、伸縮分を考慮してなくてはいけないので施工が難しい素材です。
しかしフリース壁紙は、伸縮しないので、のりを塗ってそのまま貼ることができるので施工が簡単です。
ビニールクロスの幅は約92㎝あるので1人での作業は大変ですが、フリース壁紙の幅は約50㎝程度なので1人でも作業できるのでDIY初心者にもおすすめです。
【メリット】
・既存の壁紙の上から貼れる
・簡単に剥がすことができるので、原状回復できる
・簡単に剥がすことができるので、何度でも貼り換えできる
・ビニールクロスに比べて壁紙の幅が短いので施工がしやすい
・水に濡れて伸びることなく、時間がたって縮むこともないので施工が簡単
・破れにくくて丈夫な素材
・デザインが豊富
部屋に合わせた壁紙を選ぼう!
【どんな部屋にしたいかイメージする】
ライフスタイルや、家具、雑貨などをイメージします。
例えば、モダン、ナチュラル、北欧風、アジアン、カジュアルなどインテリアのスタイルを決めましょう。
イメージがわからない場合は、雑誌の写真やモデルハウスなどを参考に選んでみるのもおすすめです。
【部屋のインテリアとのバランス】
床、ドアなどの素材や色とのバランスが大切です。
壁紙だけ見て選ぶと全体のバランスが悪くなってしまいます。
フローリングの色は、赤味系、黄味系、グレー系などさまざまな色調があります。
壁紙の色をフローリングの色調に合わせると統一感がでます。
【クロス選びのポイント】
・リビングダイニング
あたたかみのある落ち着いた色。
明るめの色だと部屋が広く見えます。
アクセントをつけたいときは、一部分だけ色を変える、違う素材を選ぶのもおすすめです。
・ベッドルーム
落ち着けるリラックスできる色。
柄を選ぶ場合は、ごちゃごちゃしている柄だと目がチカチカして落ち着かない場合もあるのでシンプルな柄がおすすめです。
・子ども部屋
明るく集中できる色。
子どもが小さいからといって、あまりにも子どもっぽい柄や色にするのは、子供が成長した時に困るかもしれません。その場合、好きな柄や色はカーテンやベッドカバーなどで取り入れると子どもらしい部屋になるのでおすすめです。
・トイレ
清潔感のあるもの
色や柄のアクセントクロスでおしゃれにするのもおすすめです。
【色のイメージ】
赤 活力が上がる
黄 気分が上がる
青 気分を落ち着かせる
緑 リラックス
茶 安心感
グレー 落ち着いた感じ
黒 高級感
お部屋ごとに、壁紙を変えることでそれぞれの個性が活かされたお洒落になりますが、あまりに多くの色や柄を使うと統一感がなくなってしまいます。
色のトーンを合わせるなど工夫も必要です。
フリース壁紙の貼り方
ビニールクロスの上から貼る方法です。
・準備するもの
フリース壁紙
フリース壁紙専用のり
ハケ
ペイントローラー
ローラーバケツ
なでハケ
地ベラ
カッター
・壁紙を貼る前に
壁の装飾品やスイッチプレートなどをはずします。
壁にホコリや汚れがあると、付きが悪いので拭き掃除します。
のりで床が汚れないようにマスキングします。
・フリース壁紙を貼ろう!
今回はビニールクロスの上から貼って剥がせるフリース壁紙専用のりを使います
- 壁に隙間なくたっぷりのりを塗ります
端ギリギリまでしっかりのりを塗ってください
たっぷり塗ると微調整がしやすくフリース壁紙を貼りやすくなります。
- フリース壁紙のロールを床に置き、天井まで広げます
端はピッタリ合わせ、天井と下は5㎝くらい切りしろを残して貼ります
- なでハケで縦方向になでて全体の空気を抜き圧着します
- 地ベラを角に押し付けて、カッターで余剰分をカット
- 2枚目以降を貼っていく
のりをたっぷり塗ることで、壁紙を貼り付けてから微調整することができます。
いかがでしょうか?
フリース壁紙なら、簡単に壁紙を変えられます。
既存の壁紙を剥がさずに貼れ、キレイに剥がすこともできるので、気軽に理想のお部屋にDIYが可能です。
フリース壁紙はデザインも豊富なので、ぜひ自分のお気に入りを探してみてください。