こんにちは!
皆さま、リモートワーク快適にお仕事できていますか?
自宅だとオフィスのような大きなデスクはないので、パソコンの前で資料を広げたりノートに書き物をする時、デスクが狭くキーボードが邪魔と思ったりしませんか?
そんな時「キーボードスライダー」が大活躍!
キーボードスライダーとは、キーボード用の出し入れ可能な引出しです。
もちろん市販品でもキーボードスライダーは入手可能ですが、せっかくなら自分の使いやすい大きさが欲しいと思いませんか?
「キーボードスライダー」DIYで簡単にできちゃいます!
キーボードスライダーがあると、作業効率もアップ!
何より、パソコンデスク上のモノが減るので、見た目が美しくお部屋がスッキリします。
今回は「キーボードスライダーDIY!」をご紹介します。
目次
スライドレールについて
キーボードスライダーのDIYは「スライドレール」を使用します。
スライドレールとは、引出しなどをスムーズに開閉させ脱落を防ぐレールのことです。
市販の机やチェストなどの家具の引出しには、開閉をスムーズにできるようにスライドレールが付いています。
スライドレールの取付けは難しいと思うかもしれませんが、ポイントをおさえれば簡単に設置できます。
(スライドレールの種類)
・ベアリングタイプ
開閉する時の摩擦が少ないので、軽くスムーズに動かせるのが特徴。
耐久性、耐荷重性も高いので、キーボードスライダーにオススメです。
・ローラータイプ
値段が安く、取付けが簡単
(スライドレールの機能)
・ソフトクロージングタイプ
引出しを閉めるとき、バネの力でゆっくり優しく閉るので、引出しの中のモノがぐちゃぐちゃにずれたりしません。キッチンで食器なだと収納する引出しにおすすめです。
・プッシュオープンタイプ
引出しに取手をつけなくても、押すだけで引出しを開けることができます。
・ロック機能
引出しを全開や全閉にしたとき、開いたまま、閉じたままの状態で保持できます。
(スライドレールの長さ)
一般的なスライドレールは、20㎝~70㎝くらいの長さがあり、5㎝単位で選べます。
レールの長さは、キーボードスライダーの板の大きさに合ったものを選んでください。
天板の奥行きよりも大きいものは取り付けられないので注意してください。
(価格)
機能や材質によってさまざまですが、DIYに使用するようなタイプであれば、数百円~千円前後のものが一般的です。
(耐荷重)
スライドレールには耐荷重があります。
規定以上の荷重をかけると、レールが歪んで引き出せなくなってしまいます。
キーボードスライダーの場合、板の重さだけでなく上にのせるキーボードや資料の重さも
チェックしてください。
準備するもの
・板(お好きな大きさ:今回は45㎝x100㎝ 厚さ2㎝)
・スライドレール(板に合わせた長さ:今回は長さ40㎝)
・スライドレール用ブラケット
・ドライバー
板
板は、もともとのデスクと雰囲気を合わせたかったので集成材を選びました。
キーボードスライダーの上で資料を広げたり、ノートに書きものをしたいので奥行45㎝x幅100㎝とゆったりサイズに!
いちいち仕事道具を片付けなくても、キーボードスライダーをスライドさせればデスクの上はスッキリ片付くので、楽ちんです。
自分の使いやすい大きさに作れるのがDIY!
自分のベストな大きさを選んでくださいね。
(集成材:製材された板などを乾燥し、節や割れなどの欠点部分を取り除き繊維方向をそろえて接着剤で接着してつくる木質材料。強度や安定性、耐久性に優れ美観も良いのが特徴)
スライドレール
板の奥行きが45㎝なので長さは40㎝の耐久性・耐荷重のあるベアリングタイプにしました。
使用したスライドレールは、アトムリビンテックTH36 3段引きボールスライドレール(底付けタイプ)
ブラケット
今回は「キーボードスライダー」なので、スライドレールを上吊りするためブラケットを使用します。
使用したブラケットは、アイワ金属スライドレール用ブラケットAP-1201C
ドライバー
電動ドライバーがあると便利!
キーボードスライダーを設置しよう!
準備ができたら、キーボードスライダーを設置しましょう!
1板の加工
もともとの造作家具のデスクと色を合わせたいため、また汚れがつきにくくなるので、板にニスを塗りました。(塗らなくてもOKです)
ニスが乾くまで待ちましょう。
キーボードスライダーを開閉しやすいように、家にあった木材を板の裏に木工用ボンドでつけて引手にしました。
ちょっと出っ張りがあるとスライドの開閉がしやすいのでオススメです。
2 板にスライドレールを取り付ける
ビスを打つところに2mmくらいの下穴をあけてからビスを締めます。
電動ドライバーがあれば、あっという間に取付完了です。
電動ドライバーは、DIYの作業効率がアップするので持っていると便利です。
3 デスクに取付ける
デスクの底面に位置決めをして印をつけます。
こちらは造作家具なのでできませんが、デスクをひっくり返して作業をすると楽です。
位置決めをしたら、ブラケットとスライドレールを固定します。
この時、ブラケットにデスクと板の間の高さを決める2段階の穴があります。
私の場合は、キーボードスライダーの上に置くモノの中で、1番高さのあるものはマウスでしたので、マウスが引っ掛からない高さにするため、ブラケットの穴は下の段にしました。何を置くのかにより必要な高さはかわりますので、ご注意くださいね。
ブラケットと板を固定したら、最初に位置決めしたデスクの底面に板をセットすれば完成です!
いかがでしょうか?
キーボードスライダーのDIY!簡単にできちゃいますよ!
電動ドライバーがあればあっという間です。
キーボードスライダーのおかげで、ワークスペースが広くなって快適です!