自粛期間中にDIYを始めた初心者の方なども多いと思います。
初心者の方にもぜひおすすめしたい「すのこを使ったDIY」をご紹介します。
材料もホームセンターはもちろん、100円均一などでも気軽に揃えることができますし、失敗してもお財布にも痛くありません。
ぜひ試してみてください!!
目次
すのことは
すのこ(簀子・簀の子)は角材の上から、薄い板を一定の間隔で打ち付けた板のことを指します。
押し入れなど、湿気のこもりやすい場所に敷いて湿気を防ぐことができます。
すのこは大きさや材質、板の間隔など幅広い種類が販売されているので、作りたい作品に合わせて大きさを選べばカットする必要もありません。
板の間隔が狭いほうが強度があります。
100円均一でも小さなすのこが売っています。
小さな小物を作るには100円均一のすのこでも十分ですよ。
オススメ① すのこベッド
すのこを使ったDIYで思いつくのが、お布団の下に敷くすのこベッドではないでしょうか?
すのこベッドは、空気の通り道により、カビ対策にも一役買います。
そしてすのこベッドは軽いので移動も簡単で掃除もしやすく衛生的です。
木の香りが安眠を助けてくれますよ。
前もって作りたいベッドのサイズを測って簡単な設計図を描いておくと良いでしょう。
一般的なシングルベッドのサイズは縦200センチ横90〜100センチ位です。
一見同じに見えるすのこですが、いろいろな材質のものが売られています。
すのこには防腐加工などが施されていませんので、なるべくカビが生えにくい材質を選びましょう。
すのこベッドに適している材質は、桐やヒノキなどです。
パイン材は湿気にあまり強くありません。
すのこベッドは下を風が通るとはいえ、湿気がこもりやすいベッドには向かない素材でしょう。
すのこベッドを作る材料と道具
・すのこ
・キズ防止シール
・蝶番
・ビス
・やすり
・木工用接着剤
・のこぎり
・電動ドライバー
折りたたみすのこベッドの作り方
① すのこを真ん中でカットする
② 切断面を紙やすりで滑らかにする
③ 床につくすのこの足の部分にキズ防止シールを貼っておく
④ 先ほどカットしたすのこを蝶番でつなげる
折りたたみすのこベッドの魅力は室内で布団干しができることです。
花粉の気になる季節やお天気が悪い時も、気にせずお部屋でいつでも布団が干せるのはとても便利で、敷きっぱなしより衛生的です。
使わない時は山形に折りたたむことができるので使い勝手が良いのも魅力です。
オススメ② エアコン室外機カバー
ご自宅のエアコンは、日差しが強い場所に設置されていませんか?
日光に直接あたる場所に室外機がある場合、エアコンの効率が悪くなり、電気代も高くなってしまうことがあります。
すのこを活用してエアコン室外機カバーを作ってみませんか?
無機質な室外機が、すのこのウッディーな質感によりオシャレにもなりますし、節電にもつながります。
室外機カバーの天板を丈夫なものにすれば、その上にグリーンなどを飾ることもできます。
前面はラティス、サイドはすのこで風を通し、コの字型なので後ろはオープンのままなので、室外機の熱もこもりません。
すのこエアコン室外機カバーを作る材料と道具
• すのこ(両サイド用) 2枚
• ガーデン用ラティス(前面用) 1枚
• 天板用板(天板用)1枚
• 補強用のL字型金具 4個
・補強用の板 2本
・ビス
・やすり
・木工用接着剤
・のこぎり
・電動ドライバー
作りたい室外機の大きさに合わせて準備しましょう。
すのこエアコン室外機カバーの作り方
① 前面(ラティス)・両サイド(すのこ)・天板をビスで固定してコの字型にする
② 天板の裏側から、補強用板でを2箇所ビスで固定する
③ L字金具でラティスとすのこを固定する
オススメ③ 水性塗料で色を塗ってみる
せっかく作品を作ったのなら、雰囲気に合わせてペイントしてみませんか?
好きな色に塗装することでDIYの幅がグンと広がります!
水性塗料も100円均一でも売っていますので、チャレンジしてみてくださいね。
すのこペイントの材料と道具
• すのこ
• 水性塗料
• 小皿やトレー
• ハケ
• ビニール手袋
• ブルーシート
• 紙やすり 2種(100番くらいと240〜400番くらい)
※床が汚れないようにブルーシートを敷いておきます。
※塗装をする時は密室などでは行わず、風通しの良い場所で行いましょう。
すのこペイントのやり方
① 下地処理
表面に付いている汚れや、ざらつき、とげなどをとり、下地を滑らかにして塗装のムラを防ぐためにやすり掛けをします。
紙やすりには番号があり、番号が低いほど荒く、高いほど細かくなっています。
この段階でやすり掛けする場合は100番位が良いでしょう。
② 1回目の塗装
水性塗料をよく振り、小皿やトレーに適量入れます。
刷毛に塗料をなじませ、すのこに何箇所か塗料を置き、置いた塗料が均一になるように伸ばして塗っていきましょう。
タテヨコと塗り広げ、最後に一定方向に塗っていくときれいに仕上がります。
すのこは木材なので、塗料をぐんぐん吸い込んでしまうため1回の塗装ではまだ木の色が透けてしまいます。
よく乾かした後、2回目の塗装をしていきます。
③ 2回目の塗装
必ず完璧に乾いてから2回目の塗装に入っていきましょう。
まずは先ほどより目を細かくした紙やすりを当てていきます。
240番から400番位が良いでしょう。
やすりを掛け終わったら1回目の手順で再度塗装をしていきます。
ニスも同じ手法で塗ることが出来るので、塗り方をマスターして色々な木材にペイントしてDIYの幅を広げましょう!
すのこを使えば、お手軽にDIYができます!
ぜひ試してみてくださいね。