必要なものを揃えたらいよいよモザイクタイル張りDIYのスタートです!
手順をご紹介します。
下準備が肝心ですので、しっかり養生など準備をしてから始めてくださいね!
目次
タイルの貼り方手順
前述していますが、タイル張りに必要な道具はこちらになります。
・養生シート
・マスキングテープ
・タイル用の接着剤
・接着剤を伸ばすためのヘラ
・スポンジ、雑巾
・バケツやプラスチック容器
・タイル用の目地材、ゴムベラ
・ゴム手袋
それでは、さっそくタイルを貼っていきましょう。
1.養生をしっかり!!
タイルを貼る部分でない箇所に接着剤などで汚れないように、マスキングテープを貼っておきます。
床にはシートを貼りましょう。
2.接着剤を均一に塗る
ヘラでなるべく均一になるよう塗っていきます。
シート状のタイルは、端は取れやすく、中心は接着しやすいので、端は厚めにして、中心を薄くなるようにするのがコツです。
接着剤の塗り方のポイントになるのがギザギザの模様をつける為に必要なのがクシ目のヘラです。
接着剤の表面にギザギザの模様をいれることで、タイルと下地がよく接着するようになります。
3.タイルを貼り、しっかり固まるまで待つ
タイルが、貼る場所にちょうど合うことはないので、サイズにあわせてタイルの表側からネットの目地にそってカッターでカットしましょう。
タイル用のカッターや、ディスクグラインダーという道具でカットすることもできますが、こちらは慣れていないと少し難しい方法です。
モザイクタイルなら簡単
モザイクタイルであれば、タイルひとつひとつが小さいのでカッターでネットの目地を切ればある程度体裁を整えられます。
初心者の方は、道具を揃えるのに費用もかかりますので、小さなモザイクタイルを使えばタイルカッターやディスクグラインダーを用意する必要はありません。
接着剤とタイルがしっかりと密着するようしっかり押さえます。
乾燥後、目地からはみ出している接着剤がある場合は丁寧に取り除きます。
こちらを怠ると、次工程の目地材がきれいに入りません。
4.目地材を塗り込む
前工程の、接着剤が完全に固まってから目地材を塗っていきます。
ゴムベラで目地材を取り、タイルの目地へつめていきます。
一回だけではなく、何回も塗りこみましょう。
目地材はたっぷり目に込めていくのがポイントです!
指で目地をなぞるようにするときれいに仕上がりますよ。
5.余分な目地材を取り除く
目地が少し固まるまで待ち、水で濡らしてかたく絞ったスポンジや雑巾でふき取っていきます。
目地部分にはふれないよう注意してください。
余分な目地材のふき取りのポイントは目地材が少し乾いた時に行うことです。
全く乾いていないと目地部分の目地材が剥がれてしまいますし、完全に乾いてしまうと、拭いても取れなくなります。タイミングに気を付けてくださいね。
接着剤と目地材の作り方について
タイルを貼るのに使う接着剤や目地材は、一般的には粉状です。
水と混ぜて使える状態にする必要があります。
失敗しないポイント
このとき、決して目分量ではなく、説明書に記載された分量を守りましょう。
そして水を加えるときは一度に全部入れずに少しずつ混ぜ合わせていくと失敗しづらくなります。
分量があっていないと、はがれやすくなったり、適度な粘着力が出なくなったりします。
そして作った接着剤は時間がたつと固まってきます。
取り置きはできません。使う分を想定して作りましょう。
作業中は、手荒れ防止のためにゴム手袋を着用してくださいね。
タイル・オン・タイル(タイルの上にタイルを貼る)~注意するポイント~
タイルの貼り方で「タイル・オン・タイル」と呼ばれる工法があります。
名前の通り、タイルの上にタイルを貼るという意味です
古めかしいタイルを新しくオシャレなタイルに変更したい時などに、既存タイルを剥がす手間と時間が省け、新しいタイルを貼ることができます。
ただし、専用の接着剤を使う必要があります。
中古物件を購入された時などに、「このタイルちょっと好みじゃないな・・・」と思っても、大きな工事をすることなく自分好みのタイルにイメージチェンジできますね
注意点もあります。
当然ですが、タイルの上にタイルを重ねる為、厚みがでます。
特に、玄関のような床面は、ドアが内開きの場合、タイルの厚みでドアが開かなくなってしまうなんていうこともありますので、タイル・オン・タイルが施工可能な場所かどうか施工前にきちんと確認をしてくださいね。
素材や形、大きさ、色など、種類が豊富なタイルがあります。
お気に入りのタイルでリメイクすると、もっと素敵に生まれ変わりますよ。
初めてで不安な方は、広範囲の壁や床などからではなく、コースターやミニテーブルなど、小物からDIYしてみるとよいかもしれません。
道具なども、本格的なものを揃えなくても、100円ショップや、家にあるもので代用できるものもあります。
肩に力をいれず、DIYチャレンジしてみてください!!