内側の汚れ

部屋のホコリ、タバコのヤニ、キッチンの油汚れ、そして居住者の生活環境が挙げられます。

部屋のホコリは日常的に発生し、網戸が閉められた状態でも室内から飛び散ることで付着します。

タバコのヤニも室内の空気中に含まれている煙が原因で、特に喫煙者の家庭では網戸に黄ばみやニオイが発生します。

キッチンから発生する調理の油汚れも内側の汚れとして影響します。

外側の汚れ

飛んでくる土や砂ぼこり、排気ガス汚れ、花粉や黄砂、そして小さな虫などがあります。

外側の汚れは、外気中の微小な粒子や花粉などが風に乗って網戸に付着します。

特に道路に面した家では、交通量の多い場所であれば排気ガスが原因で網戸が汚れやすくなります。

サッシの汚れ

網戸と同様に内外からの影響を受けます。

サッシの周辺には砂ぼこりや土が付着しやすく、屋内に入るときに付いた髪の毛や衣類の繊維も原因となります。

さらに、湿気の多い場所では黒カビが発生しやすく、サッシにも影響を及ぼします。

網戸やサッシは日々の生活や周囲の環境によって様々な汚れの原因にさらされています。定期的な掃除と予防対策を行うことで、長く美しさを保つことができます。特にカビには注意し、清潔な状態を保つよう心掛けましょう。

網戸の掃除って実はとても簡単！

快適な季節を迎える前に、しっかりと網戸のメンテナンスをしてみませんか？

必要な道具

普段の生活で手に入りやすいものばかりです。

・細かい毛のブラシやはけ

・バケツ（水入れ用）

・大きめのスポンジ

・乾拭き・水拭き用の雑巾

これだけあれば、網戸掃除は完璧です。

網戸のお掃除３ステップ

１，ホコリを払い落とす

まずはブラシを使って、網戸のホコリや不純物を払い落としましょう。

特に網の隙間や溝部分は念入りに。

２，スポンジで拭く

バケツに水を入れてスポンジを濡らし、網戸を下から上へとゆっくりと拭き上げていきます。

３，雑巾で水分を拭き取る

水拭きした後は、雑巾でしっかりと水分を拭き取り、綺麗にします。

以上、たったこれだけで網戸はすっきり！短い時間で気軽に掃除ができるので、日頃からのメンテナンスを心掛けると、長持ちさせることができます。

網戸を通して入る新鮮な空気を、きれいな状態で家の中に取り入れましょう。

・最適なタイミング

風が強くない日

網戸の掃除中、風が強いとホコリや汚れが舞い上がり、作業効率が落ちるだけでなく、新たに網戸にホコリが付着する可能性があります。

乾燥しすぎていない日

湿度がある程度ある日に掃除をすることで、ホコリが舞い上がりにくくなります。

また、湿度があると掃除の際の摩擦が減少し、網戸にダメージを与えるリスクも低くなります。

朝や夕方、曇りの日

これは、日差しが強すぎず、気温が適切な時間帯となるため、作業を行いやすいからです。

・おすすめ時期

5月頃

花粉シーズンが一段落し、網戸には花粉がたくさん付着しています。

この時期にきちんと掃除を行うことで、夏を快適に過ごせます。

9月～10月頃

台風の影響で、雨や風で網戸に付着した汚れが柔らかくなります。

この柔らかい汚れをそのままにしておくと、乾燥して取り除くのが難しくなる可能性があります。

網戸掃除のタイミングは、季節の変わり目や天候の状態によって変わりますが、上記のポイントを参考にして、月1回定期的に掃除を行うことがおすすめです。