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DIYコラム

COLUMN[コラム]

ロゴエアコンの節電術!室外機カバーの効果を知っていますか?

  • 公開日:

 

 

日本の暑さを乗り切るためにはエアコンが必要不可欠です。

しかし、エアコンは便利である一方で、電気代が気になる存在でもあります。

その電気代を抑えるためにはどうすればいいのでしょうか?

それは「エアコンの室外機カバー」を利用すること。

なんとこのカバー、ただ室外機を守るだけでなく、エアコンの効率をアップさせる効果があるのです。

今回は、室外機カバーの効果についてまとめました。

 

目次

室外機カバーがエアコンの節電になる理由

 

 

エアコンは、室内機と室外機の2つの主要な部分から成り立っています。冷房モードでエアコンが稼働するとき、以下のようなプロセスが行われます。

 

室内機が部屋の暖かい空気を吸い込む

吸い込まれた暖かい空気から「熱」を室外機に移動させる。

「熱」が取り除かれた冷たい空気を室内に送り返す。

この一連のプロセスを繰り返すことで部屋が涼しくなるのです。そして、この過程において室外機の役割は重要で、特に「熱」の排出には大きく寄与します。

 

直射日光の影響

室外機が直射日光に晒されてしまうと、室外機自体が暑くなりすぎてしまい、室内から送られてきた暖かい空気の「熱」をうまく排出できません。

その結果、エアコンはもっと努力して「熱」を排出しようとするために、より多くの電力を消費することになります。

 

室外機は日陰に置くのがおすすめ

室外機を日陰に設置すること、そして室外機カバーの活用です。

これらにより、室外機は日陰に保たれ、安定した運転効率で「熱」を排出できます。

その結果、エアコンの電力消費を抑えることができ、電気代の節約につながります。

 

定期的な掃除

また、室外機の周囲の清掃も重要な要素です。枯れ葉やホコリが室外機の周囲に溜まっていると、エアコンの運転効率が落ち、電気代が高くなる可能性があります。定期的な清掃でこれを防ぐことができます。

 

室外機の役割とは、エアコンが効率よく動作し、我々が快適な室温を得られるために、「熱」を適切に処理し、排出することです。

その役割を最大限に果たすためには、日陰に設置すること、室外機カバーの使用、定期的な清掃が重要となります。

エアコン室外機の3つのメリット

エアコンの節電効果がある

直射日光により温められた室外機は、より多くの電力を消費して室内の熱を排出します。

室外機カバーを設置することで直射日光を遮断し、効率的に熱を排出することができ、これによりエアコンの電力消費を抑えることができます。

 

見た目がよい

室外機は無機質であまり見た目がよくないと感じる方も多いでしょう。

しかし、室外機カバーを使用することでその外観を改善し、外装や景観を美しく保つことができます。

見た目にこだわり、室外機を全部隠すタイプのカバーは、熱がこもってしまうため注意が必要です。

 

雪や風から室外機を守る

積雪が多い地域では、雪が積もって室外機が埋まり、エアコンがうまく作動しなくなることもあります。

室外機カバーを設置するこにより、積雪による影響を防ぎ、エアコンの適切な動作を保つことができます。

また風が強い日には、プロペラが逆回転して破損したり、室外機自体が故障する可能性もありますが、室外機カバーを使用すれば、風の吹き込みを防ぎ、室外機の保護ができます。

エアコンの節電になる室内機カバーの選び方

カバーの種類と取り付け方

エアコンの室外機には主に二種類のカバーが存在します。

一つは日除けパネルと呼ばれる屋根型のカバーで、もう一つは室外機を全面的に覆う箱型のルーバーです。

節電の観点から見ると、ルーバーではなく日除けパネルを選ぶことが推奨されます。

ルーバーは室外機を完全に囲んでしまうため、熱がこもりやすく、結果的にエアコンの効率を下げてしまいます。

 

カバーのサイズ

適切な室外機カバーを選ぶためには、まずエアコンの室外機のサイズを測ることが必要です。

サイズが合わないカバーを選んでしまうと、その効果が半減してしまいます。

また、室外機の天板部分が直射日光にさらされると、室外機が過熱してしまうため、必ず天板を完全に覆えるようなサイズのカバーを選びましょう。

 

日差しの向き

エアコンの室外機に当たる日光の向きもカバー選びの重要な要素です。

室外機に直接日光が当たる位置によっては、サイズが大きいカバーを選んだ方が良い場合もあります。

例えば、室外機の前面に日光が直接当たる場合には、奥行きの長いカバーを選ぶことで、前面からの日光を遮断することができます。

 

カラーは白がおすすめ

カバーの色

エアコンの室外機カバーは様々なデザインや色彩がありますが、節電を目指す場合、特に推奨される色は白です。

白色は日光を反射する性質を持っており、結果として室外機周辺の温度上昇を抑制する効果があります。

黒色や暗い色は日光を吸収しやすく、室外機の温度上昇を招きやすい特性があるので注意しましょう。

 

エアコンの効率的な運用のためには、直射日光や過酷な天候から室外機を守り、同時に電力使用を最小限に抑えるためには、適切なカバーを選択することが重要です。

特に、白色の屋根型のカバーは日光を反射し、室外機の温度上昇を防ぐことで冷暖房の効率を向上させます。

ただし、四方から室外機を覆うタイプのカバーは、熱がこもり、逆に冷暖房の効率を下げる可能性があるため、選択時の注意が必要です。

エアコンの効率とコスト削減を最大化するためには、適切な室外機カバーの選択がポイントです。

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