風通しを良くして湿気・匂い・カビ対策

玄関は通常閉鎖されているため、空気や湿気、靴の匂いがこもりやすい場所です。

玄関網戸を取り付けることで、換気が促進され、家全体の空気の流れが良くなり、湿気・匂い・カビの発生を防ぎます。

安全に玄関を開放できる

夏場など、換気のために玄関ドアを開ける際には安全が気になることがあります。

玄関網戸を取り付けることで、人の視線やセキュリティの問題を解消し、安全に玄関を開放できます。

子供・ペットの事故防止

玄関を開けたままにしていると、小さな子供やペットが外に出てしまう心配があります。

鍵付きの玄関網戸を取り付けることで、事故を防止できます。

虫の侵入を防ぐ

玄関を開けておくと虫が侵入することがありますが、玄関網戸を取り付けることで、虫の侵入を防ぐことができます。

これらのメリットにより、玄関網戸は快適な室内環境を保ちながら、安全性と便利さを提供してくれるアイテムとなっています。

防犯対策には注意

玄関網戸は外部からの侵入を完全に防ぐことはできません。

網戸は比較的脆い素材でできているため、力をかければ破られる可能性があります。

特にセキュリティを重視する場合は、鍵付きの網戸を選ぶことで防犯効果を高めることができますが、それでも完全な防犯対策とは言えません。

不在時や夜間は、玄関ドアをしっかり施錠することが重要です。

目立たないのでぶつかる

新しく玄関網戸を取り付けた場合、網戸の存在を忘れてしまい、うっかりとぶつかることがあります。

網戸の種類によっては目立たないことがあるため、気をつけないと網戸にぶつかってしまうかもしれません。

慣れるまでは、玄関を出入りする際に網戸の設置状況を確認する癖をつけると良いでしょう。

騒音問題

玄関網戸は外部の騒音をある程度遮ることができません。

特に交通量の多い道路に面している場合や、近隣に騒々しい場所がある場合は、外部の騒音が室内にも漏れ込みやすくなります。

また、玄関網戸は室内の音を外にも反射させるため、家族やペットの声が近所にも届いてしまうことがあります。

これらのデメリットを考慮して、玄関網戸の取り付けを検討する際には、自宅の環境や生活スタイルに合わせて適切な対策を考えることが重要です。

玄関網戸は便利なアイテムですが、利用する際には注意点を把握して適切に使用するよう心がけましょう。

DIYで取り付ける前にチェック

・ドアクローザー

ドアクローザーが取り付けられている場合、玄関網戸がドアクローザーと干渉しないだけのスペースがあるかどうかを確認しましょう。

製品によっては、ドアクローザーとの干渉を避けるためのカバーが付属しているものもあります。

・賃貸やマンションの場合

賃貸住宅の場合は、網戸を取り付けるためにネジや両面テープの使用が許可されているか確認しましょう。

マンションの場合は、玄関ドアが防火戸として機能するため、ドアを常時開けておくことが禁止されている場合があります。

取り付け前に規約を確認してください。

玄関網戸の選び方

・引き戸か開き戸かを確認

玄関のドアが引き戸か開き戸かを確認しましょう。

開き戸の場合は室内側に4cm以上のスペースが必要です。

引き戸の場合は、2枚引きや4枚引きなど、玄関の仕様に合ったタイプを選びましょう。

・取り付ける壁に注意

賃貸住宅の場合、壁にネジや両面テープを使用できるか確認しましょう。

壁に傷をつけたくない場合は、テープやマグネット式などレールが不要な網戸がおすすめです。

自宅の壁に合った取り付け方法を選びましょう。

・収納方法を選ぶ

網戸の収納方法は中折れ式やアコーディオン式、横引きロール式などがあります。収納時に邪魔にならない方法を選び、使い勝手を重視しましょう。

DIYで玄関に後付けできる網戸

・プリーツ・ロールタイプ

プリーツ網戸はジャバラ状の網を横に折りたたみ、ロール網戸は網を巻き取って開閉します。どちらもコンパクトに収納できるので、出入りの際にも邪魔になりません。

・ルーバー式（鍵付き）

網戸の中心部分を折り曲げて開閉するタイプの網戸です。このタイプはとても丈夫で強度があり、さらに鍵もついているので防犯性が高い特長があります。さらに、角度調整をすることで外部からの視線を遮ることができ、プライバシーを保護することもできます。

・簡易式（カーテンタイプ）

カーテンのような網を引いて開閉する簡単なタイプです。

取り付けにはネジやクギが一切不要で、突っ張り棒とマグネットだけで取り付けできるため、賃貸住宅に特におすすめです。

手軽に取り付けができるので、気軽に玄関を涼しく快適にすることができます。