せっかく新しい家に引っ越しをしたのに、フローリングに大きな傷をつけてしまった。
キレイなフローリングにできた傷は意外と目立つのでショックなだけでなく、賃貸であれば修繕費用がかかるかもしれません。
このようなことにならないために、傷がつく前にフローリングに傷がつかないようにしっかり防止をしましょう。
今回はフローリングをキレイに保つ方法をご紹介します。
目次
フローリングの傷の原因
・家具の移動
椅子やテーブルなどの脚で傷がついてしまいます。
家具は重量もあり、脚の角などでフローリングを傷つけてしまうのです。
ゲーミングチェアのようなキャスターが付いている場合は特に注意が必要です。
キャスターの素材によりフローリングに傷がきます。
・子どものおもちゃ
子どものおもちゃは、危険防止のため角が丸くなっているので心配ないと思いますが、子どもはおもちゃでたたいたり、投げたりするのでフローリングに傷が付くかもしれません。
・ペットのひっかき傷
最近はペットOKのマンションもあり、ペットと暮らしている人も増えてきました。
ペットOKでも、床や壁に傷をつけてしまった場合は修繕費が発生してしまうので、事前に防止をしましょう。
どんなに注意していても、重たい物や尖った物を落としたりとフローリングの傷の原因はさまざまです。最初は小さな傷がどんどん積み重なって、気が付いたら傷だらけになってしまう前にしっかり防止しましょう。
賃貸物件の場合は修繕費が発生するので注意しよう
賃貸物件で注意しなければならないことは「原状回復義務」です。
賃貸物件の退居時に入居時と同じ状態で明け渡さなければならないことを原状回復義務といいます。
この原状回復義務には経年劣化などは含まれませんが、入居者による傷や汚れなどは修繕費を負担しなければなりません。
修繕費負担になる場合
・テーブルや椅子の移動などでフローリングに傷がついた
・ペットによる床や壁の引っかき傷
・水や飲み物をこぼして床にできたシミなど
また修繕する床が、カーペットや畳の時はフローリングよりも修繕費が高くなる可能性もあるので注意が必要です。
フローリングをキレイに保つ方法
・マットやラグを敷く
マットやラグを敷くと椅子などを移動したりテーブルから物が落下してつける傷を防止できます。
キッチン、ダイニングテーブルの下、子供の遊び場など傷がつきそうなところにマットやラグを敷くとフローリングをキレイに保つことができます。
・家具や椅子にフェルトを貼る
椅子の脚や家具のしたにフェルトを貼りましょう。
移動したときに擦れてできる傷を防ぐことができます。
・キャスター付きには注意
キャスターの素材に注意しましょう。
キャスターの素材には、ナイロンキャスター、ゴムキャスター、ウレタンキャスターなどがあります。一般的なナイロンキャスターは素材が硬いためフローリングにはおすすめしません。キャスター付きの椅子を使う場合は専用のチェアマットを敷きましょう。
チェアマットは、普通のマットと違いキャスターがマットに沈むことなくスムーズに動かすことができるのでおすすめです。
・フロアコーティング
マットやラグを敷きたくない場合はフロアコーティングがおすすめです。
フローリングには艶がでて、薄い膜でコーティングされるので傷がつきにくくなります。
初期費用はかかりますが、一度コーティングすればメンテナンスが楽になります。
・ワックス
ワックスは小傷や汚れがつきににくくなりますが、半年に1回など定期的に塗りなおさなければなりません。
定期的なメンテナンスが必要になります。
いかがでしょうか?
毎日生活をしていれば、注意していてもフローリングに傷をつけてしまうこともあります。
そのためできるだけ傷をつけないように防止することがポイントです。
大きな傷になる前にできるところからはじめてみてはいかがしょうか。