みなさん、お家の防犯対策をしていますか?
ホームセキュリティサービスを導入すれば、ガードマンが駆けつけてくれますがなかなかそこまでは費用もかかるしむずかしいですよね。
気にはなっているけど、「面倒」「どこに何の対策をしたら良いかわかならい」などの理由で後回しにしていませんか?
今回は簡単にDIYできる防犯対策をご紹介します。
防犯対策をDIYして大切なお家とご家族を守りましょう!
目次
ドロボーは家のどこから侵入するのか?
侵入窃盗には「空き巣」「忍び込み」「居空き」がありますが、住宅対象の侵入窃盗は空き巣による被害が占めています。
空き巣:家人が不在の住居に侵入し金品を盗む
忍び込み:夜間など家人が就寝したころを見計らって住居に侵入し金品を盗む
居空き:家人が昼寝や食事中にすきをみて住居に侵入し金品を盗む
では空き巣はどうやって住居に侵入すると思いますか?
無締り
無締りとは「鍵のかけ忘れ」です。
ゴミ出しのちょっとの間なら・・・など目を離したすきにドロボーに入られてしまうのです。
ガラス破り
ガラス破りは、窓などガラスを割って侵入すること。
住宅に関しては「無締り」と「ガラス破り」による侵入がほとんどです。
このことから玄関と窓が防犯対策のポイントとなります。
DIYで防犯対策をしよう
防犯対策のポイントは「玄関の無締り」と「窓ガラスや破り」ということがわかりました。
では具体的にどうしたらよいのでしょうか?
・玄関の無締りの防犯対策
玄関の施錠は必須ですが、ゴミ出しなどちょっと家をでるだけなのに、いちいち施錠をするのは面倒だし忘れてしまう場合もあります。
そこで便利なのが「スマートロック」です。
スマートロックとは
スマートフォンのアプリ等を利用してドアの施錠管理をするシステムです。
スマートフォンアプリとドアに取り付ける機器で鍵の開閉を行います。
そしてスマートロックにはオートロック機能が搭載されているので、「鍵のかけ忘れ」を防止できます。
オートロック機能を使用した場合、スマートフォンを持たずに外に出てしまうと締め出されてしまいます。また施錠ツールの充電切れると操作ができなくなってしまうので注意が必要です。
また、スマートフォンを持たない方にも対応したリモコンキータイプもあります。
スマートロックの種類
後付け型
ドアの室内側にあるサムターンに被せるタイプ。
粘着テープなどで簡単に取り付け可能なので、賃貸マンションなどでも気軽に取り入れられます。
交換型
ドアの扉部分に穴をあけて取り付けるタイプ。
指紋認証など機能面も充実しているが、マンション場合玄関のドアは共用部なので取り付けるころができない場合もあるので注意が必要です。
後付けタイプのスマートロックはむずかしい工事も必要なく、そして簡単にオートロックに変えることができるので「玄関の無締り」を防ぐことができます。
・ガラス破りの防犯対策
玄関の防犯対策をしても「ガラス破り」で侵入されては意味がありません。
しっかり防犯対策をして窓ガラスを守りましょう。
防犯フィルムを貼る
窓からドロボーが侵入することを防ぐには防犯フィルムが効果的です。
防犯フィルムを貼ることにより、ガラスが割れ難いため侵入に時間がかかります。
そのため侵入に時間がかかる場合、ドロボーは諦めるので防犯対策になるのです。
防犯フィルムは窓ガラスを取り換えるなど面倒なことなく、そのまま貼るだけなので簡単にDIYできます。またCPマークがついているものを選ぶと安心です。
CPマーク:様々な侵入攻撃に対して5分以上防御することができるか実際に試験し合格したもののみ使用が許可されるマーク
センサーを取り付ける
窓に貼るだけで簡単に取り付け可能
窓ガラスが開いたり、ガラスが破られた時にセンサーが反応するので防犯対策になります。
2重ロック
窓に補助鍵をつけましょう。
サッシ部分につけるだけのものなど取り付け方法も簡単です。
補助鍵をつけることにより、窓を開けにくくなり侵入に時間がかかるためドロボーを諦めさせる効果が期待できます
・その他の防犯対策
家の外でできる防犯対策もあります。
防犯砂利
戸建ての場合は、エントランスや庭など窓や玄関近くに防犯砂利を敷くことをおすすめします。防犯砂利は踏むと大きな音がでるので防犯対策になります。
センサーライト
ソーラータイプや電池式など電源を必要としないものは簡単に設置できます。
照明がついていると、ドロボーが潜む場所がなくなり見つかりやすくなります。
カメラ付きであれば録画できるため、さらに防犯効果が高くなります。
日頃からの注意も大切
防犯対策をしたから「私は大丈夫」と安心してはいけません。
大切なお家とご家族を守るためにも日頃からの注意も大切です。
・家の外から客観的に観察
玄関や窓の周りが、ドロボーが潜むことができる死角になっていないか
・敷地内に死角をつくらない
見通しをよくして、ドロボーが潜む場所をつくらない
・置きカギ
今すぐやめましょう!誰かに見られているかもしれません
・留守に見せない工夫
留守番電話は、留守にしていますではなく「ただいま手が離せません」にする
短時間の外出時の場合は照明やテレビなどをつけておく
誰もいなくても「行ってきます」と声をだす
防犯対策は被害をうけたことがないと後回しになりがちですが、防犯とは犯罪被害を自ら防ぐためのものです。
大切なお家やご家族を守るためこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?