お洒落なインテリア雑誌ででてくるようなタイルが貼られた洗面台やキッチンに魅力を感じる人は多いと思います。
タイルはお洒落なだけでなく、耐水性、耐薬品性、耐候性にも優れているため人気な素材です。
タイルを貼りたいけど、業者に頼まなきゃできないと思っていませんか?
基本的な貼り方がわかればタイルは簡単に自分で貼ることができます。
今回は「自分でできる!タイル貼り」について解説します。
目次
タイルを貼るまえにチェックすること
タイルを貼る場所の下地をチェックしましょう
・木製やコンクリート
下地が木製やコンクリートの場合はそのまま直接はることができます
そのため、表面の汚れを落とし水拭きをした場合はしっかり乾燥させましょう
下地がデコボコしていると出来上がりもデコボコしてしまうので、パテ処理をして紙やすりで仕上げましょう。
・壁紙クロス
壁紙クロスの上にタイルを直接貼ることはおすすめしません。
接着が弱い壁紙クロスの上にタイルを貼った場合、タイルの重みに耐えきれず壁紙クロスごと落ちてしまう可能性もあります。
壁紙クロスは剝がしましょう。
・砂壁や漆喰の壁
砂壁や漆喰の壁も壁紙クロスと同じくタイルの重みに耐えきれず落ちてくる可能性があります。
砂壁も漆喰の壁も剥がしてからタイルを貼りましょう
タイルの選び方
タイルは種類が豊富です。
簡単に貼るためにはサイズの小さいモザイクタイルがおすすめです。
モザイクタイルはバラでも購入できますが、複数のタイルが30㎝の正方形のシートになったタイプが便利です。
シートには2種類あり、「紙張り」と「ネット張り」があります。
貼りやすいのはネット張りです。
シートタイプのモザイクタイルは、カラーがランダムになっていたりグラデーションになっていたりデザインも豊富です。
貼る場所の大きさやインテリアのテイストに合わせて選びましょう。
自分でできるタイル貼り
必要な材料と道具
・タイルシート
・差し金
・マスキングテープ、養生テープ、新聞紙など
・タイル用ボンド(タイルのサイズや下地に応じたもの)
・目地材
・コテ板、くし目ゴテ
・ゴムベラ
・スポンジ
・バケツなど容器
・雑巾や布
タイルシートの貼り方
・養生する
タイル用ボンドなどで家具などが汚れないように、養生テープや新聞紙などで養生します
・タイルの割り付け
端部などタイルの切断が必要かどうか、タイルシートを置いて確認します
目地の間隔にばらつきが無いように注意しましょう
タイルの切断が必要な場合はタイルカッターを用意します
・タイル用ボンドを塗る
くし目コテなどで均等になるようにタイル用ボンドを塗ります
端はタイルが取れやすいので少し端を厚めに、中心部分を少し薄くなるようにします。
・タイルを貼る
タイルの割り付けに合わせてタイルを貼っていきます
次に目地材を塗るので、余分な接着剤は固まる前に取り除きます
・目地を詰める
ゴムコテなどで目地材を塗り広げ、すべてのタイルの目地に目地材を詰めていきます
1回だけでなく何回も塗り、指で目地材を押し込みましょう
・目地材のふきとり
目地材が少し乾いたら、水にぬらしたスポンジでタイルの表面に残っている目地材を目地部分にはふれないように拭き取ります
乾いてないと目地部分の目地材が取れてしまいますが、完全に乾いてしまうとこびりついてとれなくなるのでキレイに仕上げるためには、目地材のふきとりのタイミングがポイントになります。
以上で完成です!
いかがでしょうか?
ポイントは、タイルの割り付けと目地材の拭き取りをきちんとすることでキレイに仕上がります。タイルはデザインも豊富ですのでぜひ自分のお気に入りの空間にDIYしてみてください。