外からの騒音気になりませんか?
「マンションの近隣のお部屋からの話し声やペットの泣き声が気になる」
「線路が近いので電車の音や、車の交通音でテレビの音が聞こえにくい」など
気になる外からの騒音のストレスをDIYで対策しましょう。
目次
気になる外からの騒音の種類
生活をしている以上、生活音は発せられるので無音にすることは不可能です。
特に、集合住宅などでは密集しているため「騒音」はかなり身近な問題です。
そのため普段耳にしている騒音に悩まされている人は少なくありません。
騒音には大きく2つに分けられます。
空気音
空気を伝わって広がる音なので真空状態では聞こえません。
壁や塀などを隔てると音は小さくなります。
空気音の例
人の話し声、ペットや子どもの泣き声、室外からの電車音や車の交通音、エアコンの室外機の音、工場の機械音など
固体音
固体が振動することで伝わる音。
振動が床や壁などを直接振動させて音が発生します。
固体音の例
上階の足音、ドアの開閉音、給排水の音、隣室の換気扇の音など
騒音対策の種類は3つ、防音・遮音・吸音の違い
防音
防音とは、音が漏れるのを防ぐことで音を小さくするための総称です。
防音の具体的な対策が「遮音」と「吸音」です。
遮音
遮音とは、音を遮ること。
空気を伝わってくる音を跳ね返して音が通り抜けないようにします。
吸音
吸音とは、音を吸いとること。
音を吸収して聞こえる音を小さくします。
気になる外からの騒音!DIYで防音対策をしよう
DIYでできる防音対策
・防音テープ
窓のすき間から音は漏れてきます。
防音テープで、窓のすき間を塞ぐことにより騒音を小さくすることができます。
・遮音カーテン
カーテンを遮音カーテンに変えるだけなので手軽です。
遮光もかねているものも多いので、防音と遮光ができます。
・防音フィルム
窓に防音フィルムやシートを貼ると、フィルムは透明なので窓の採光は保ったまま防音をすることができます。
・防音ボード
窓に防音用のボードをはめ込むタイプ。はめ込むため窓の採光や透過性はなくなりますがフィルムやカーテンよりも効果が期待できます。
・防音シート
壁用の防音対策のシートです。貼ってはがせるタイプもあるので賃貸住宅でも使用できます。デザインもレンガ調や模様など豊富なのでインテリアの雰囲気も変えることが できます。
DIYではできない防音対策
・二重サッシ
窓を二重にするので、窓と窓の間にできる空気層が音を通しにくくします。
二重サッシは、防音だけでなく断熱性も高めるので結露防止にもなります。
・防音ガラス
防音ガラスはDIYではありませんが、2枚のガラスを防音の特殊フィルムで貼り合わせて厚み増して遮音性を高めたガラスです。飛散防止効果もあるので防犯ガラスとしても効果があります。
防音対策は、気になる音の程度や環境によって対策はさまざまです。
防音対策のチェックポイント
・音はどこから聞こえてくるのか
・どんな音なのか
・防音対策の予算
・どの程度まで音を小さくしたいのか
車の交通音や外からの話し声などであれば、音の発生源である窓の防音性を高め必要があります。また隣の部屋の生活音などであれば、窓だけでなく壁にも防音対策が必要です。
音の原因やどの程度まで音を小さくしたいのかで、対策も変わります。
ぜひ音の発生源から少しずつ予算に合わせて自分が満足できる防音対策をしてみてはいかがでしょうか。