梅雨の季節は、湿度が高く雨が頻繁に降る日々が続きます。
しかし、そんな憂鬱な梅雨こそお掃除に向いていることをご存じでしょうか?
梅雨こそ掃除のベストシーズン、お部屋のお掃除ポイントをご紹介します。
目次
梅雨の時期が掃除のベストシーズンな理由
梅雨は、ジメジメとした湿気や雨の日が続きます。
しかし、その梅雨の時期こそ、部屋の掃除に最適なタイミングなのをご存知でしょうか?
梅雨の掃除のベストシーズンな理由
・梅雨ならではの汚れ落とし
梅雨の時期は湿気が高く、汚れが水分を吸って柔らかくなります。
そのため静電気が発生しないため、乾燥した時期よりもホコリや汚れが落ちやすくなります。
・ダニ対策
ダニは高温多湿な環境を好むため、梅雨時期はダニの繁殖期に当たります。
ダニの死骸やフンはアレルギー症状を引き起こす要因となるため、梅雨のうちに掃除をすることでダニの除去や繁殖予防ができます。
・年末の大掃除の負担軽減
梅雨時期は年末の大掃除から半年が経過した頃です。
この時期に徹底的に掃除を行うことで、一年分の汚れを溜めずに済みます。
年末の大掃除の負担を軽減し、より効率的な清掃が可能になります。
・心地よい空間づくり
梅雨のジメジメした気候は、気分を落ち込みやすくなります。
しかし、部屋をスッキリと掃除することで、気分もリフレッシュできます。
快適な環境づくりにより、ストレスの軽減やリラックス効果も期待できます。
梅雨の間にやっておきたいお部屋のお掃除
窓ガラスと網戸は梅雨の掃除が効果的
梅雨の季節に窓ガラスや網戸を掃除することについて疑問を持っている方もいるかもしれません。
しかし、実は湿度が高い梅雨時期こそ、窓ガラスの汚れが落ちやすく、網戸のお掃除も効果的なのです。
・湿度が高い方が窓ガラスの汚れは落ちやすい
梅雨時期は湿度が高く、窓ガラスの汚れが水分を吸って柔らかくなります。
そのため、晴天時よりも汚れが落ちやすいのです。
小雨の日など、雨が降っているけれど風が弱い日を選んで窓拭きをしてみましょう。
・湿気のある日に網戸のお掃除
乾燥した晴天時には網戸の埃が飛び散ってしまいますが、湿気のある曇天や小雨の日の方が効率的に汚れを落とせます。
網戸の掃除には、掃除機を使いながら裏側に新聞紙を当てる方法が効果的です。
また、市販の網戸用のお掃除シートを使えば、簡単に汚れを落とすことができます。
夏の前にエアコンの掃除を!
夏本番に向けてエアコンを快適に稼働させるためには、梅雨の時期にエアコンの掃除を行うことがおすすめです。
・ エアコンフィルターの清掃
エアコンフィルターにはほこりやゴミがたまりやすく、これが詰まってしまうと効率的な冷気の供給ができません。
まずは掃除機を使ってフィルター表面のほこりやゴミを吸い取りましょう。
その後、使い古しの歯ブラシなどを使ってフィルターを水洗いします。
水洗いの際には、石鹸や中性洗剤を使うと汚れがより落ちやすくなります。
水洗い後は十分に乾かしてから元の位置に戻しましょう。
・エアコンの試運転
エアコンフィルターを清掃する際に、ついでにエアコンの試運転も行っておくと良いです。試運転をすることで、エアコンの動作や風の流れに異常がないかを確認することができます。
異常がある場合は、修理や点検を早めに行うことで、夏にトラブルが起きるリスクを減らすことができます。
湿気の多い時期に浴室を徹底掃除!
浴室は湿気がこもりやすく、カビの発生源となる場所です。
特に天井や換気扇の周辺はカビの胞子が付着するため、換気扇を回すとカビの胞子は飛び散ります。
アレルギーの原因にもなるので、浴室の大掃除は湿気の多い時期に行うことがおすすめです。
・天井や窓枠、壁の掃除
普段あまり手をかけない場所でも、湿気が多い時期に掃除することで清潔さを保つことができます。
まずは、フロアモップの持ち手を短くしたものに、ウェットタイプのお掃除シートや使い捨てのウェスを湿らせてセットして天井や窓枠、壁を拭きます。
・カビの予防
浴室のカビは湿度や換気不良が原因となります。
掃除の後はしっかりと換気を行い、浴室内の湿気を逃がしましょう。
また、カビ予防剤を使用すると効果的です。
梅雨時期がおすすめ!床掃除
ホコリは歩くだけで舞い上がり、家具の上や部屋の隅に堆積してしまいます。
特に乾燥した時期は静電気が発生するため埃が拭き取りにくくなります。
・梅雨時期の床掃除
湿気の多い梅雨時期が床掃除に適しています。
家具を動かしての大掃除も、梅雨時なら埃やカビの胞子が舞い散ることが少なくなります。市販のウェットシートやマイクロファイバークロス、セルロースクロスなどをしっかりと絞ったもので床を拭くことをおすすめします。
梅雨時期の掃除の注意ポイント
梅雨時期に掃除を行う際には、特に気を付けるべきポイントがあります。
高温多湿な環境下では雑菌やカビが繁殖しやすく、水の取り扱いも注意が必要です。
・換気をしながら掃除を行う
梅雨時期は湿度が高く、雑菌やカビが繁殖しやすい状況です。
部屋を閉め切って掃除をすると、これらの微生物が舞い上がり、呼吸器に入り込んでしまう恐れがあります。
梅雨時期の掃除では、窓やドアを開けて換気をしながら作業することが重要です。
・水気をしっかり拭き取る
キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りを掃除した後や、床や家具を水拭きした際には、水分を残さないように注意しましょう。
水滴や湿気が残ったままだと、雑菌やカビの繁殖を促し、腐食や嫌な臭いの原因になります。掃除の最後には、マイクロファイバークロスやドライシートを使用して、水気をしっかり拭き取るようにしましょう。
梅雨時期の掃除では、換気を行いながら作業し、水拭き後には水気をきちんと拭き取ることが重要です。これらの注意点を守ることで、清潔な環境を保ちながら、快適な梅雨シーズンを過ごすことができます。