赤ちゃんがハイハイやよちよち歩き始めると、いままで気づかなかった家中の危険な場所が目に付いてきます。
入ってほしくない箇所には赤ちゃん用のフェンスをつけると安心ですね。
市販品もたくさん出ていますが、DIYでかんたんにピッタリサイズで作ることもできます。
目次
赤ちゃん用フェンスをDIYするメリットとは
赤ちゃん用フェンスは「ベビーゲージ」や「ベビーゲート」ともいいます。
赤ちゃんが通れないように廊下や入り口をふさぐ道具のことです。
家の中にはキッチンや、階段など、大人だけでは気づかなかった危険な箇所がたくさんあります。
玄関に段差があるおうちでは、歩行器ごと赤ちゃんが落下してしまったりする危険がありますので、ハイハイやよちよち歩きが始まった赤ちゃんがいるお家には、赤ちゃんフェンスがあるとよいですね。
申しあげたとおり、赤ちゃん用フェンスは市販品がたくさん出回っています。
いろいろな機能があるものもありますが、すこしお高めとなっています。
赤ちゃん用フェンスは、そんなに長く使うものではないので、ゆくゆく処分することを考えると、コストをあまりかけずにDIYするのがおススメです。
DIYで赤ちゃん用フェンスを作るメリット
◆ 市販品より安あがり ◆
市販品は鍵付きだったり、機能付きのものが多いですが、やはりお高いです。
手作りフェンスは簡易なものにはなりますが、100円ショップで売っている材料などでも作ることができますので、市販品よりかなりお安くできます。
◆ 処分がしやすい ◆
赤ちゃん用フェンスは長くつかうものではありません。
多くのお家が、お子様の成長に合わせて不要になりゆくゆくは処分をするものです。
コストを掛けずにDIYで作ったものなら、気兼ねなく処分することができますよね。
◆ ピッタリサイズで作ることができる ◆
DIYなら、お部屋に合わせてピッタリサイズで作ることができます。
高さや長さも自由にカスタマイズできるのでおススメです。
できれば、必要になってから慌てて用意するのではなく、ハイハイが始まる前には赤ちゃん用フェンスを用意しておきたいですね。
赤ちゃんが動きはじめるのは個人差がありますが、だいたい8.9カ月くらいからは動き回る赤ちゃんが多いようです。
赤ちゃん対策をするべき家の中の危険な場所
家の中の危険な場所、赤ちゃん用フェンスの設置をおススメする箇所をあげてみました。
特に一戸建てのお家は出入り口も多く、階段もあるので赤ちゃんにとって危険がたくさんあります。
◆ テレビまわり ◆
特にテレビDVDなどのAV機器に興味をもって触ってしまう赤ちゃんが多いです。
配線をかじってしまうのは危険ですし、テレビを倒して損壊してしまったというお話も聞きますので、赤ちゃん対策はしっかりしたい場所ですね。
テレビ台ごとぐるりと囲ってしまうのが一番良いかもしれません。
◆ 階段 ◆
戸建で階段があるお家は転落事故に繋がってしまいますので、必ず赤ちゃん対策をしましょう!
一階と二階それぞれの階段の入り口に赤ちゃん用フェンスを設置すれば安心ですね。
◆ 玄関 ◆
玄関に段差がある場合は転落も心配ですが、玄関から出て行ってしまう心配もあります。
特に家の前がすぐ道路だったりする場合は事故にあうリスクも高いですから、赤ちゃん対策はしたほうがよいでしょう。
少し大きくなって、フェンスを乗り越えて鍵を開けてしまったりするときは、家の鍵をサムターン錠にするなどの工夫も必要になってくるでしょう。
◆ キッチン ◆
キッチンも危険なものが溢れています。
炊飯器の湯気でやけどをしたり、出しっぱなしだった包丁に触ってしまったり、ガスを使っている時に赤ちゃんが入ってきてしまってヒヤリとする・・
など数えればきりがありません。
キッチンの入り口には赤ちゃん対策はしっかりしたほうがよいでしょう。
他にもベランダや、お風呂場など危険な場所はたくさんありますが、施錠をしっかりするなどで対策がとれるでしょう。
施錠を忘れてしまうことが多い方は、赤ちゃん用フェンスを設置することをおススメします。
かんたんに作れる赤ちゃん用フェンス
かんたんにできる赤ちゃん用フェンスをご紹介します。
<材料>
突っ張り棒 2本
布
<作り方>
1.設置したい場所につっぱり棒を2本セットする
2.つっぱり棒に合わせて布をカットする
3.布の上下を筒状に縫う
4.布の上下に筒ができたら突っ張り棒を筒に通し、壁にセットすればOKです。
上記の布部分をワイヤーネットにしてもよいでしょう。
<材料>
・突っ張り棒 2本
・ワイヤーネット
・結束バンド
<作り方>
1)上側の突っ張り棒を取り付ける
2)突っ張り棒にぶら下げる形でワイヤーネットをセットし、突っ張り棒と結束バンドで固定する
3)下側の突っ張り棒を取り付ける
4)突っ張り棒とワイヤーネットを結束バンドで固定する
とても簡単な手作りベビーゲートの作り方をまとめてみました。
赤ちゃんの成長に合わせて高さなどを変えていけるのもDIYならではですよね。
まずは今回ご紹介したような簡単なものを用意してみてもよいと思います。
安全性や耐久性なども考えて、赤ちゃんの成長に合わせて作っていきましょう。