DIYでタイルを張るのは難しそうと思っていませんか?
接着剤を塗ってタイルを張り、固まったら目地材を塗るという一連の流れを覚えてしまえば、DIY初心者でもチャレンジしやすく、おしゃれな空間を簡単に作れますよ!
今回のコラムではタイル張りDIYに必要な道具や、タイルの種類などをご紹介します!
目次
必要なタイルの枚数を確認する
タイルを貼る場所のサイズを測ります。
どれぐらいの量のタイルを用意していいのかを確認しましょう。
タイルが全て1シート単位で販売されていれば良いのですが、タイルの種類やお店によっては、数十枚単位でしか販売がない場合があります、作業終盤に一枚足りないと思っても、一枚で購入できないこともありますので、しっかり採寸しましょう。
採寸をしっかりすることで、接着剤や目地材の分量もはっきりしますので、とても大切な作業になります。
接着材を選ぶために、タイルを貼る場所の下地の確認もお忘れなく!!
必要な道具を揃えましょう
基本的な道具は、養生シート、マスキングテープ、タイル用の接着剤、接着剤を伸ばすためのヘラ、スポンジ、雑巾、バケツやプラスチック容器、タイル用の目地材、ゴム手袋などです。
ほとんど100円ショップでそろえることもできます。
ホームセンターやネットショップなら、タイルも合わせて買えるので便利ですね。
◆養生シート・マスキングテープ
汚してはいけないところや、ボンドがはみ出してはいけないところを養生してガードします。
床にもシートをしっかり敷きましょう。
◆タイル用の接着剤
接着剤は、タイル専用の接着剤を選んでください。
他のボンドではタイルを密着させることができません。
いろいろな種類がありますが、タイルを貼る場所(下地)によって選びましょう。
下地が木材・プラスチック材などを確認し、合った接着剤を使うようにしましょう。
接着の強度も変わってきますし、仕上がりにも差が出てきます。
大体の目安ですが1㎏で1m×1mの広さに塗ることができます。
◆バケツやプラスチック容器
接着剤や目地材を混ぜ合わせるのに使います。
水の分量は目分量ではなく、きちんと軽量しましょう。
◆接着剤を伸ばすためのヘラ
接着剤を伸ばすためのヘラも、塗る場所や広さで使うものが変わります。
広範囲にわたる場合は、塗面範囲の広いヘラを、細かい場所に塗る場合は、細かいところにも対応できるものを選びましょう。
箇所に合わせて何個か用意すると安心ですね。
塗りムラが出ないように、クシ目のギザギザになっているものが良いでしょう。
◆スポンジ・雑巾
仕上げにはみ出してしまった接着剤を拭きとるのに使います。
スポンジや雑巾がよいでしょう。
◆ゴム手袋
接着剤や目地材などで手荒れ防止のため用意しましょう。
素手は危険です!ガサガサになります!
◆タイル用目地材、目地材を塗るためのゴムベラ
最後の仕上げに使います。
抗菌・防カビ仕様で細菌・カビの繁殖を抑え、油や汚れに強くなります。
ゴムベラが扱いやすいです。
シートタイルの種類
タイルにはたくさんの種類があります。
DIY初心者におすすめなのはモザイクタイルという種類になります。
キッチンや洗面所でもおしゃれに仕上がりやすく、小さなタイルなので、貼る場所に採寸が合わせやすく、初心者でも扱いやすいからです。
ただし、小さなタイルなので必要枚数は多くなってしまいます。
タイルは1個ずつでももちろん販売されています。
でも、1個1個並べるには途方もなく時間と手間がかかってしまいます。
小さなコースターなど作るのでしたらよいですが、壁やテーブルなどある程度面積があるものに貼る場合は厳しいでしょう。
そこで、おすすめなのがシートタイプのモザイクタイルです。
初めから複数のタイルを均等にきれいに並べてシートにしてあるものです。
一般的なものは、30センチメートル×30センチメートルの正方形になります。
サイズに合わせてはさみやカッターでカットして使います。
1枚ずつで売っている店や、箱売りの店もあるため、先に販売数の単位を確認しておくとよいでしょう。
シートタイプのタイルには主に二種類あります
◆「裏ネット張り」のタイプ
タイルの裏に張られたネットでつなぎ合わせているタイプです。
「裏ネット張り」は、タイルの接着する面(裏側)にネットが付いているので、タイルの向きや、ガラ合わせを確認しながら貼ることができるので、初心者におススメです。
タイルの状態をその都度確認しながら作業を進める事ができます。
「裏ネット張り」のメリット
・確認しながら作業を進められる
・完成をイメージしやすい
「裏ネット張り」のデメリット
・タイルが割れやすい
・価格が高め
◆「表紙張り」のタイプ
こちらはタイルの表側に、水で溶けるノリでタイルを紙に張っているタイプになります。
「表紙張り」は、タイプの向きや柄を確認しながら進めることができません。
こちらはDIYに慣れた方やプロ向けです
一般的に「裏ネット張り」のタイルより安価になります。
「表紙張り」のメリット
・施工時、タイルが乱れない
・価格が安め
「表紙張り」のデメリット
・作業中、タイトルの確認ができない
・接着剤がかたまった後に、タイルの上に貼ってある紙のノリを水でふやかしてはがす工程が必要
まとめ
今は大きさやデザイン、質感や色もバラエティ豊かなタイルがたくさん販売されています。
シートタイプのタイルを使えば、初心者の方でもDIYを楽しむことができますよ!
モザイクタイルで、ステキなキッチンや洗面台を作りましょう!
必要なものを揃えたら次はいよいよ「タイル張りDIYの手順」をご紹介していきます。
ぜひ参考になさってください!