私たちの住まいを彩るラグ。
毎日使うものなので、長く清潔に使いたいですよね。
掃除機はかけているけど、汚れやニオイなどが気になったことはありませんか?
でもどのようにお手入れをしたら良いのかわからない、お手入れが面倒だと感じている方も多いと思います。
今回は、ラグの簡単お手入れ方法をご紹介します。
目次
ラグの日常のお手入れ
・掃除機をかける
毛並みをおこすように根元のほこりやゴミを吸い取るように掃除機をかけてください。
また、ダニの原因にもなるのでラグの下も忘れずにかけてください。
・拭き掃除(月1~2回)
水で濡らした雑巾を固くしぼり、毛並みに逆らうように根元から丁寧にふき取った後、乾拭きして水分を拭き取ります。
その後、陰干しでしっかり湿気を飛ばしてください。
ポイント
ラグは「ほこり」と「湿気」が苦手です。
ダニは高温多湿を好むので、日頃から陰干しをして風通しを良くしましょう。
風通しをよくすることで、湿気がなくなり、ほこりも取れやすくなるので清潔に保つことができます。
ラグにシミをつけてしまったら
シミは時間が勝負!
シミの種類によって対処法が異なるので、早めの処置が鍵です。
液体のシミ(ジュース、コーヒー、ワインなど)
1.シミが定着する前に、すぐに清潔な布やペーパータオルで液体を吸い取ります。
こすらず、優しく押し付けるようにしましょう。
こすると、汚れが繊維に染み込んでしまいます。
2.水または中性洗剤を薄めた溶液をスプレーボトルに入れ、シミ部分に軽くスプレーします。
再び清潔な布で押し当てるように拭き取ります。
必要に応じてこの工程を繰り返し、最後は水だけで仕上げ拭きをします。
3.乾燥させる
自然乾燥させるか、ドライヤーを使って乾かします。湿った状態で放置すると、カビや悪臭の原因になります。
固形物のシミ(チョコレート、ケチャップ、泥など)
1.布かタオルで拭き取ります。
こすらずに、そっと掬い取るようにしましょう。
2.中性洗剤を使うか、水と酢を1:1の割合で混ぜた溶液を使用し、シミ部分にスプレーします。
柔らかい布でシミを押し出すように拭き取ります。
3.繰り返し拭き取り、乾燥させる
洗浄後は乾いた布でしっかり水分を吸い取り、ドライヤーで乾燥させます。
ラグのニオイが気になる
重曹は消臭効果が高く、ラグに染み込んだニオイを吸収してくれます。
手順は以下の通りです。
1.ラグ全体に重曹をたっぷりと振りかける。
2.そのまま1時間から一晩程度放置し、ニオイがしっかり吸収されるのを待ちます。
3・最後に掃除機で重曹をしっかり吸い取ります。
自然の力を使ってニオイを除去する方法も効果的です。
ラグを屋外に干し、直射日光に数時間当てることで、ニオイの元となる湿気やカビを取り除くことができます。
また、風通しの良い場所に置いて、ラグをしっかり乾燥させましょう。
ラグを長持ちさせるためには、定期的な掃除が欠かせません。
掃除機をかけてホコリやゴミを除去し、数か月に一度は裏面も掃除します。
ラグの向きを3〜6か月ごとに回転させることで、すり減りを防ぎ、家具の脚には保護具を付けて繊維への負荷を分散させましょう。
直射日光を避けて色褪せを防ぎ、湿気対策も重要です。
定期的に掃除をすることで、お気に入りのラグを美しい状態で長持ちさせましょう。